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昨日は中尊寺で「如法経十種供養式」という法要がありました。
毎年お仕事をさせていただいている写経の巻物が
本堂から金色堂に奉納される行列があるというので
一度見て見たいと参加しました。
そうしたら、なんと行列の前の方で10種の仏具を捧げ持つ係を
仰せつかってしまいました。ありがたいやら、辛いやら。。。
その仏具の中で一番重い「幡蓋」というのを割り当てられたのです。
この一か月、真面目に仕事をしていたものだから腰が痛くて、痛くて。
(表具の仕事は前かがみなので腰に負担がかかります)
幡蓋というのは140㎝くらいのステッキ状のもので
柄の先に龍の頭がついていました。こんな感じ。

で、龍の口から糸が垂れているのが見えますか。
その先にこんなのがぶら下がっています。

とても立派なもので、ものすごく重く、少し上にかかげると、
超バランスが悪くて、こけてしまったらどうしようと、
とても緊張しました。見物人もたくさんいて。
でも、とてもいい経験をしました。
毎年、11月10日に供養式と写経奉納式があります。
来年は、ぜひご覧くださいね。
~浄土の風 薫る町に~ 平泉 表具工房 こがさか楓林堂
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