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昨日は町の中心部(駅と役場の近く)での説明会がありました。
「志羅山(しらやま)遺跡第118次調査現地説明会」というものです。
とくに歴女というわけではありませんが、
公民館や図書館といった新社会教育施設が建つ予定になっている場所で、
発掘で全貌が明らかになっても埋め戻され、再び見ることができないと思うと、
今しかない、と足が向きました。
風もなく程よく日が差して、絶好の見学日和でした。
かなりの見学者が集まって、三密を避けながら説明を聞き、
柱穴などを覗き込みました。
12世紀、毛越寺から東に向かう大路に沿って建てられた屋敷は
たいそう立派な構えで、折敷や曲げ物、陶磁器も出土して、
身分の高い人物の住居とうかがい知れます。
研究が進んで、邸宅の主の名前がわかる発見があると嬉しいですね。
ひととき、平安のむかしに思いを馳せましたが、周りを見渡せば、
私を含めて全員マスク着用。現実に引き戻されました。
~浄土の風 薫る町に~ 平泉 表具工房 こがさか楓林堂
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