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ちょっとアップが遅れましたが、17日に一関市の骨寺村から
今年も中尊寺への荘園米の奉納行列がありました。
もっと暖かい時にやれば行列の人たちも観る私たちもラクなのに、
と思いますが、年越しのための米や薪となれば、納得なのでした。
風は冷たかったですが、それでも陽ざしがあったのでよかったです。
次は、元朝の東山からの「若水送り」のお出迎え。
昨日今日は爆弾低気圧とかで、重い大雪です。
なんかこのまま根雪になってしまいそう。
寒さに負けてお出迎えできるかしら、と今からちょっと心配です。
雪の峠を2つも越えて徒歩で深夜に歩き続けてくる人たちに比べたら
火を焚いてお尻をあぶりながら待っている私たちの寒さは
話にならないのですが。
あれこれ考えているうちに、今年もおしまいです。
工房の仕事もひと段落。預かったものは来年に持ち越しです。
総括するとひとつだけ心残りがある年でした。
初めての大失敗を経験した年でしたから。
古い掛軸の仕立て直し、中身は若竹が勢いよく天に伸びている絵。
かなりのシミがあったので洗いという作業をしていたら、
竹の緑色が。。。き、え、た?
根元の草や実はちゃんと残っているのに、なぜ??
来年は「私、失敗しないから」と、大門未知子先生のように
胸を張ってひとつの失敗もない仕事ができるよう、精進しようと
思ったのでありました。
来年もよろしくお願いいたします。
~浄土の風 薫る町に~ 平泉 表具工房 こがさか楓林堂
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