
巻物が完成しました。
これを納めると、お寺さんが表紙に中身の題目(外題)を書き、
その紙を張って完全完成です。
巻物の下にヒラヒラした付箋がついているのはそのための番号です。
法華経の「開」から1、2,3……8、「結」で10巻です。
毎年、私がするのは表紙に使う裂を決めること。
いつも青系の裂を選んでいますが、今年も気に入っていただけるでしょうか。
とはいえ、奉納式の前に巻物は経箱に入れられ、その後はたぶん、
ほとんど目にふれることはないでしょう。ちょっと残念。
でも、とりあえず、月末納入に間に合い、ホッとしています。
奉納式は毎年11月10日です。(たぶん)
一見の価値あり! ですよ。
~浄土の風 薫る町に~ 平泉 表具工房 こがさか楓林堂
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