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あっという間に3月も後半、別れの季節を迎えています。
この時期になるといつも心に浮かぶのは
「過ぎ去ってゆく者として抱かれおり 弥生3月さよならの月」
歌人俵万智さんが詠んだ歌です。
写真は色紙掛けです。
今月末に離任される方に寄せ書きする色紙に添えて
色紙掛けも贈りたい、と依頼を受けました。
いかにも和風という感じではなく、洋間にマッチする、額のような軸を、
というご要望がありました。
本来掛け物は本紙(色紙の部分)の上下が2:1の寸法で作るものです。
けれども伝統の形式や寸法にこだわらないで作ることもできます。
なんでもありの「創作表具」です。
もちろん、なんでもありといっても、表具としての品格を失わない範囲内での
自由なかたちならOK、と考えています。
裂は利休紬、軸先は有鱗竹を使い、
アクセントに左右にピンクの細いスジをあしらいました。
今は未だまっさらな色紙に、どんな言葉が寄せ書きされるのでしょうか。
送る人たちのこころのこもった色紙が仕上がり、この色紙がけに納まって、
末長く飾ってもらえることを、製作者は願っています。

この時期になるといつも心に浮かぶのは
「過ぎ去ってゆく者として抱かれおり 弥生3月さよならの月」
歌人俵万智さんが詠んだ歌です。
写真は色紙掛けです。
今月末に離任される方に寄せ書きする色紙に添えて
色紙掛けも贈りたい、と依頼を受けました。
いかにも和風という感じではなく、洋間にマッチする、額のような軸を、
というご要望がありました。
本来掛け物は本紙(色紙の部分)の上下が2:1の寸法で作るものです。
けれども伝統の形式や寸法にこだわらないで作ることもできます。
なんでもありの「創作表具」です。
もちろん、なんでもありといっても、表具としての品格を失わない範囲内での
自由なかたちならOK、と考えています。
裂は利休紬、軸先は有鱗竹を使い、
アクセントに左右にピンクの細いスジをあしらいました。
今は未だまっさらな色紙に、どんな言葉が寄せ書きされるのでしょうか。
送る人たちのこころのこもった色紙が仕上がり、この色紙がけに納まって、
末長く飾ってもらえることを、製作者は願っています。
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