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(撮影・菅原寿氏)
平泉の文化遺産が世界文化遺産に登録されて4周年、
一昨日の6月29日は県条例で制定された、初めての「平泉の日」でした。
町民は「平泉の日」をどのように意識し、この日をどう過ごしたらいいのかしら?
と思っていたら、
全世界の安寧と東日本大震災からの早期復興を願って、祈りを捧げましょう。
と町は呼び掛けました。 そうか! 納得。
具体的な行事として第1回「平和の祈り」が開かれました。
町内の全寺院の僧侶が毛越寺にて連行。
大泉が池の端に設えた祭壇で法要、
龍頭鷁首(りゅうとうげきす)一対の船上からは散華が行われました。
宗派を超えた全寺院の僧侶が一堂に会してお経を唱える、というのがいいですね。
現世浄土の象徴のように思えたのは、私だけだったでしょうか。
さて、こぼれ話です。
初めて龍頭船に乗って散華をした他寺院のお坊さん。
左手に経本を持ち、文字を目で追いながらお経を唱え、右手で散華していたら、
池を一周するうちに、すっかり船酔いしてしまったということでした。
お疲れさまでした。
~浄土の風 薫る町に~ 表具工房こがさか楓林堂
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