×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
目下、わが工房で製作しているのは四国八十八ヶ所霊場御影札の掛け軸です。
八十八ヶ所のお寺をお参りしたお遍路さんたちが宝物のように持ち帰ってこられるのは、
御朱印の押された納経軸と88枚のご本尊札です。
それらは表具屋の手に渡り、納経軸は掛け軸に、お札は掛け軸、額、屏風などに
表装されます。(納経軸の完成品は「楓林堂HP ギャラリー1」でご覧ください)
88枚のお札はほぼ同じ大きさなのですが、微妙に寸法が違います。
それらをそのままつないで1枚の大きな本紙にしていくと
微妙×88で最終的にはかなりの誤差が生じて、きちんとした矩形になりません。
そこで12.0センチ×6.4センチに整形していくのですが、これが単純作業で
半分くらいやると、正直なところ苦痛になってきます。
でもこのお札を1枚1枚いただいてきたお遍路さんの旅のご苦労を思えば、
ゆめゆめ弱音を吐いたり、いい加減な作業なぞできません。
で、88枚を無事整形し終わると、それらを1番寺~88番寺まで順序を間違えずに
タイル職人よろしく並べていき、目地にあたる部分にスジを施して一体化します。
この先はいつもと同じ仏表具ですから、作業の8割方は終えた気分になります。
後日、また作業経過をお目にかけようと思います。

◆作業台の上が散らかっていて
見苦しく、ごめんなさい。
八十八ヶ所のお寺をお参りしたお遍路さんたちが宝物のように持ち帰ってこられるのは、
御朱印の押された納経軸と88枚のご本尊札です。
それらは表具屋の手に渡り、納経軸は掛け軸に、お札は掛け軸、額、屏風などに
表装されます。(納経軸の完成品は「楓林堂HP ギャラリー1」でご覧ください)
88枚のお札はほぼ同じ大きさなのですが、微妙に寸法が違います。
それらをそのままつないで1枚の大きな本紙にしていくと
微妙×88で最終的にはかなりの誤差が生じて、きちんとした矩形になりません。
そこで12.0センチ×6.4センチに整形していくのですが、これが単純作業で
半分くらいやると、正直なところ苦痛になってきます。
でもこのお札を1枚1枚いただいてきたお遍路さんの旅のご苦労を思えば、
ゆめゆめ弱音を吐いたり、いい加減な作業なぞできません。
で、88枚を無事整形し終わると、それらを1番寺~88番寺まで順序を間違えずに
タイル職人よろしく並べていき、目地にあたる部分にスジを施して一体化します。
この先はいつもと同じ仏表具ですから、作業の8割方は終えた気分になります。
後日、また作業経過をお目にかけようと思います。
◆作業台の上が散らかっていて
見苦しく、ごめんなさい。
PR